DIY家具制作・リフォーム講座 - - 第4回:材料を組み上げてみましょう!
第4回目の今回は、箱型を題材にして、材料(木材)の組み上げ方についてお話をしていきます。
組み上げ方を考えながら、部材を拾い出していくことを、「木取る(きどる)」といいます。今回は集成材を使用した箱型の制作を題材にしていきます。
● 天板の組み方
天板は、正面に集成材の長さ方向の切り口が出ないように使います。
天板をカウンターとして使用する場合には、両サイドは10〜15ミリ程度出します。
前側(正面側)は、扉を取り付ける場合は、扉の厚みプラス10〜15ミリ出します。
● 側板の組み方
側板は、基本的には板の長さ方向を立てて使います。
例外として、縦方向の高さが20cm以下になるような時は横方向にして使います。
その時に、正面の切り口に長さ方向の切り口が出ると、塗装した際に黒くなってしまいますので、切り口を隠す木をつけるとキレイになります。
● 底板の組み方
底板は側板の中に入れて、横から切り口が見えないようにします。
また、底板正面に巾木をつけると、より一層家具らしく見えます。